このページでは講義をYouTubeでライブ配信する方法について解説します。
YouTubeに配信するにあたっては以下の注意が必要です。
- ライブ配信を初めて行う場合、ライブ配信の有効化に24時間必要です
- スマートフォンなどのモバイル環境から配信は行えません(1000人以上のチャンネル登録が必要になります)
ライブ配信を有効化する
初めてライブ配信を行う場合は有効化する必要があります。
YouTubeにログインした状態で右上のアカウントメニューからYouTube Studioを開きます。
初めてYouTube Studioを開く場合、チャンネルの解説が必要です。
上部メニューよりライブ配信を開始をクリックします。
続いての画面で始めるをクリックします。
アカウントの認証を求められるので、認証後、24時間ほどお待ちいただくと有効化が完了です。
ライブ配信をする
配信ソフトの設定を行う
配信ソフトはOBS Studioを推奨しています。
OBS Studioのダウンロードは以下から行ってください。(macOSを利用している方は上部アップルマークよりOSを選択してください)
OBS Studioを起動後、 自動構成ウィザードを実行しますか? という表記がでてくるのでいいえをクリックします。
初期状態では何も映っていません。左下のソースから映像を追加できます。+をクリックします。
主に使うことになるのは
- ウィンドウキャプチャ … 指定したアプリケーションの画面を撮影します
- 映像キャプチャデバイス … パソコンに内蔵したカメラ、あるいはUSBで接続したカメラから撮影します
の2つになります。それぞれは複数を組み合わせることが可能です。以下に詳しく解説します。
「ウィンドウキャプチャ」について
ウィンドウキャプチャでは、アプリケーションの画面を撮影します。例えば、PowerPointの画面を撮影することが可能です。
ウィンドウキャプチャを追加するには、メニューからウィンドウキャプチャをクリックした後、新規作成に名前を入力してOKを押します。
(画像ではそのままウィンドウキャプチャとなっていますが、例えばPowerPointなどと言った撮影するアプリケーションなどの名前を入力しておくと後からわかりやすいです)
ウィンドウからアプリケーションを選択し、OKを押します。
画面上の黒い部分は全て映像となります。ウィンドウの大きさは適宜調整してください。
ウィンドウキャプチャは複数追加することが可能で、例えばWordやPowerPointを2つ同時に映すことが可能です。
「映像キャプチャデバイス」について
映像キャプチャデバイスではカメラの映像を映すことが可能です。
映像キャプチャデバイスを選択すると、以下のような画面が表示されます。画像では映像キャプチャデバイス」となっていますが、「カメラ」などわかりやすい名前にしましょう。
続いての画面でデバイスからカメラを選択し、OKを押します。
以上でカメラの映像が追加されます。
複数の映像を追加したときの重なりについて
複数を表示しているとき、映像が重なることがあると思います。
重なった際の優先順位は「ソース」部分の上にあるものが優先されます。
音声について
下部にある音声ミキサーの表示が動いている場合、問題なく音を拾うことができています。
音声ミキサーが動いていない場合、音声を追加する必要があります。
右下の設定より設定ウィンドウを開き、サイドメニューの音声からマイク音声を選択します。
右下のOKを押して閉じます。
配信の予約を行う
YouTubeStudioを上部メニューから開きます。
上部の作成よりライブ配信を開始をクリックします。
※初回はカメラやマイクなどの使用許可を求められます。許可してください。
上部のエンコーダ配信をクリックします。
新しいエンコーダ配信という画面に切り替わるので、タイトル・スケジュール(開始予定)、子供向けではありませんにチェックを入れます。
重要 初回のみ、ストリームキーを必ずコピーします。
OBS Studioの操作に戻ります。以下の操作は初めて配信を行う場合のみ必要です。
設定から配信を開き、サービスを「YouTube / YouTube Gaming」に設定し、先ほどのストリームキーを貼り付けます。
YouTube側で「完了」をクリックします。
OBS側で配信開始をクリックすると配信がスタートします。
配信がうまくいくと、YouTube側にプレビューが表示されます。
右上のライブ配信を開始をクリックするとライブ配信が始まります。この画面ではまだ開始していません。
ライブ配信のURLは共有ボタンから確認することができます。