このページではPowerPointで作成したプレゼンテーションを動画にする方法を解説します。
PowerPointで作成したプレゼンテーションを動画にする方法は以下の2つがあります。
- 実際にプレゼンテーションを行いながら喋り、動画として録画する
- 一つ一つのスライドに音声を追加し、最後に動画として保存する
プレゼンテーションに音声を追加するにはパソコンに接続できるマイクが必要です。マイクをお持ちでない場合は、e-キャンパスセンターで貸し出しを行っていますので一度ご相談ください。
※ ノートパソコンであれば、大抵の場合マイクは内蔵しています。
【PowerPointによる動画作成方法の説明ムービー】
macOSをお使いの場合、Office 2016は以下の動画作成に未対応です。Office2019あるいはMicrosoft 365版をお使いください。
Office2019はe-キャンパスセンターにてディスクの貸出を行っています(教職員のみ)。
Microsoft 365はMac App Storeからダウンロードができます。熊本学園大学のアカウントにて利用可能です。
macOSのKeynoteは直接動画に変換することができません。画面そのものを録画するという方法で動画にすることができます。詳しくは下記をご覧ください。
方法① プレゼンテーションを録画する
動画にするPowerPointのファイルを開き、リボンメニューの 「ファイル」をクリックします。
サイドメニューの「エクスポート」から「ビデオの作成」をクリックします。
「記録されたタイミングとナレーションを使用しない」をクリックし「タイミングとナレーションの記録」をクリックします。
「スライドとアニメーションのタイミング」と「ナレーションとレーザーポインター」にチェックを入れて、「記録の開始」をクリックします。
スライドと「記録中」ウィンドウが表示されます。
この状態でマイクに向かって声を出すことで音声を記録できます。Enterキーなどを押すことでスライドを動かすことが可能です。
最後に「ビデオの作成」をクリックすることで動画ファイル(mp4ファイル)が作成されます。
PowerPointの動画としての保存は時間がかかります。下側に進行状況を表すバーが表示されるので、完了するまでお待ちください。
方法② 一つ一つのスライドに音声を追加して動画として保存する
2-1. 音声を追加する
音声を追加したいスライドを表示します。
リボンメニューの「挿入」をクリックし、「オーディオ」から「オーディオの録音…」をクリックします。
スライドをすべて切り替え終えると「ビデオの作成」メニューに戻ります。
オーディオ ファイルの適当な名前(例:「○○の解説」など)を入力し、[●] をクリックすると録音を開始します。
録音中に[■]をクリックすると録音を停止し、 [▶︎] をクリックすると録音内容を確認できます。問題がなければ [OK] をクリックします。
2-2. 再生オプションを変更する
スライドに音声を追加すると、オーディオファイルのアイコンが追加されます。
アイコンをクリックするとリボンメニューに「再生」の項目が追加されます。「再生」からは音声ファイルの各種調整が可能です。
- 音声の開始位置、終了位置の調整をするには、[オーディオのトリミング] をクリックします。
- 音量を調整するには、[音量] をクリックします
2-3. PowerPointファイルを動画に変換
「ファイル」をクリックします。
サイドメニューの「エクスポート」から「ビデオの作成」を選択し、「ビデオの作成」をクリック することで動画ファイル(mp4ファイル)が作成されます。
PowerPointの動画としての保存は時間がかかります。下側に進行状況を表すバーが表示されるので、完了するまでお待ちください。