統合認証システムを利用する際の設定について記載しています。
以下を必ず設定してください。設定には「個人用のメールアドレス」が必要な項目があります。
- パスワード再発行用のメールアドレスの設定
- 多要素認証の設定 (アプリ認証 / メール認証)
個人用メールアドレスとは、プライベートで利用されているメールアドレスのことを指します。(@kumagaku.ac.jp 以外のアドレス)
本学では、個人用メールアドレスとして、フリーメールの設定を推奨しています。(@gmail.com / @yahoo.co.jp など)
携帯電話会社が提供している、キャリアメールでの設定も可能ですが、迷惑メールとして扱われ受信できないことがありますのでご注意ください。
(@docomo.ne.jp / @softbank.ne.jpなど)
1.パスワードについて
あらかじめ「パスワード再発行用のメールアドレス」を設定しておくと、統合認証システム「Extic」のログインパスワード(学内アカウントのパスワード)を忘れてしまっても、自分でパスワードの再設定ができるようになります。
1-1.再発行用のメールアドレスの設定方法
統合認証システム「Extic」にログインします。
① [プロフィール] を選択します。
② [パスワード再発行用メールアドレス] へ『個人用のメールアドレス』を入力し、[テストメールを送信する]をクリックします。
※『個人用のメールアドレス』とは @kumagaku.ac.jp 以外のアドレスです。
③ 『個人用のメールアドレス』にメールが受信できたことを確認し[保存]をクリックしてください。

2.多要素認証について
多要素認証とは、利用者本人が把握しているID・パスワードなどの「知識情報」、利用者本人が所有している物理的な「所持情報」、人間の身体を使う(指紋・顔など)「生体情報」のうち、2つ以上を組み合わせて認証することを指します。
統合認証システムでは、[ユーザー名(学内アカウント)] と [パスワード] の認証と合わせて、「アプリ認証」もしくは「メール認証」のどちらかを組み合わせた多要素認証が必要です。
多要素認証を設定しログインすると認証画面に遷移し、あらかじめ設定した「アプリ」 か「メール」 で認証します。手元に認証アプリを入れているデバイス(スマートフォン等)や、メールが受信できるデバイスが必要です。「アプリ」と「メール」どちらも認証設定している場合は、どちらか一方で認証します。機種変更やデバイスの故障、アプリに問題が発生した場合に、認証できないことを回避するため、どちらの認証方法でもログインすることができるように、それぞれ設定することを推奨しています。
2-1.アプリ認証について
アプリ認証は、30秒ごとに新しい6桁の数字がアプリに表示されます。表示されている数字を統合認証システム「Extic」のログイン認証画面に入力することで認証されます。
メリット
- ワンタイムパスワードを受信するまでの待機時間がない
- ワンタイムパスワードが受信できない等のトラブルがない
- 手元にスマートフォン等のデバイスが必要となるため、不正アクセスを防ぎやすい など
デメリット
- アプリをインストールしたスマートフォン等のデバイスを持っていないと利用できない
- デバイスの紛失・故障時にログインできなくなる可能性がある など
現在、アプリ認証を利用されている方は、アプリ内に追加して認証することができます。なお、PC にGoogle Chrome がインストールされている場合は、Google Chrome拡張機能の「Authenticator」で代用も可能です。(個人所有のGmail アカウントで利用)
アプリ認証で使用していたデバイス等の機種変更を行う場合、アカウント情報は引き継がれません。以下のいずれかの方法で作業を行ってください。
- 機種変更前に、一旦多要素認証を解除して、機種変更後に再度多要素認証を設定
- 機種変更後に、アカウント情報を移行 (旧端末と新端末が必要)
※機種変更時の「Google Authenticator」のアカウント移行方法については こちら をご確認ください。移行には、「旧端末」と「新端末」が必要です。
2-2.アプリのインストール
e-キャンパスセンターでは「Google Authenticator/Google 認証システム」 のインストールを推奨しています。
Google Authenticator/Google 認証システム のインストール

Microsoft Authenticator のインストール

2-3.アプリ認証の設定方法
パソコンと認証アプリをインストールしたスマートフォン等のデバイスを準備してください。
Google Authenticator/Google 認証システム
① パソコンで 統合認証システム「Extic」にログインします。
② [多要素認証(OTP)] を選択します。

③「アプリ認証」の[設定]をクリックします。

④スマートフォン等でインストールした Google Authenticator/Google認証システムの「認証アプリ」を起動します。
Google Authenticator/Google認証システムの「認証アプリ」を起動し、次のステップの『「⑦コードを追加」をタップします』に進んでください。
⑤[開始]をタップします。※下記画像参照
⑥ [○○として続行]もしくは[アカウントなしでAuthenticaterを使用]を選択してください。
- [○○として続行]する場合は、上部に表示されているアカウントが個人アカウント(@kumagaku.ac.jp以外)であることを確認してください。
⑦[コードを追加]をタップします。

⑧[QRコードをスキャン]をタップしするとカメラが起動します。(カメラのアクセスを許可してください)※下記画像参照
※既にアプリを利用している場合は、画面右下の[+]をタップし[ORコードをスキャン]を選択します。
⑨ パソコンに表示されている[QRコード]を読み取りとると、読み取ったデバイスに「ワンタイムパスワード」が表示されます。
⑩パソコン画面「QRコード」の下部 [トークン]にワンタイムパスワードを入力し、[設定]をクリックしてださい。
- ワンタイムパスワードは、制限時間があります。制限時間を経過した場合は、新しく表示されたワンタイムパスワードを入力してください。


Microsoft Authenticator
①パソコンで 統合認証システム「Extic」にログインします。
②[多要素認証(OTP)] を選択します。

③「アプリ認証」の[設定]をクリックします。

④スマートフォン等でインストールした Microsoft Authenticatorの「認証アプリ」を起動します。
該当する「認証アプリ」を起動し、次のステップの『[⑦アカウントを追加]をタップします』に進んでください。
⑤[承諾する]をタップします。※下記画像参照
※タップ後に「Microsoft Authenticaterの品質向上にご協力ください」と表示された場合は、協力の有無を内容に沿って操作し[続行]をタップしてください。
⑥[スキップ]をタップします。
⑦[アカウントを追加]をタップします。
※既にアプリを利用している場合は、画面右上の[+]をタップします。

⑧[その他(Google、Facebookなど)]を選択すると、カメラが起動します。(カメラのアクセスを許可してください)※下記画像参照
⑨パソコンに表示されている[QRコード]を読み取ると、読み取ったデバイスに「ワンタイムパスワード」が表示されます。
⑩パソコン画面[QRコード]の下部 [トークン]にワンタイムパスワードを入力し、[設定]をクリックしてださい。
- ワンタイムパスワードは、制限時間があります。制限時間を経過した場合は、新しく表示されたワンタイムパスワードを入力してください。


2-4.メール認証について
メール認証は、あらかじめ設定したメールアドレスに「ワンタイムパスワード」を受け取り、受け取った「ワンタイムパスワード」を統合認証システム「Extic」のログイン認証画面に入力することで認証されます。設定には『個人のメールアドレス』が送受信できる、スマートフォン等のデバイスが必要です。
メリット
- アプリのインストールや設定が不要
- メールが確認できるデバイスがあれば、PCでもスマートフォンでも利用できる など
デメリット
- 個人用のメールアドレス(@kumagaku.ac.jp以外のアドレス)が必要
- ネットワークの状況により、認証コードのメールが届くまでに時間がかかることがある
- フィッシング詐欺やメールアカウント乗っ取りで不正アクセスされる危険性がある など
2-5.メール認証の設定方法
パソコンで 統合認証システム「Extic」にログインします。
① [多要素認証(OTP)] を選択します。
② メールアドレスの欄に『個人用のメールアドレス』(@kumagaku.ac.jp 以外のアドレス)を入力します。※以下画像参照
③ [ワンタイムパスワードを送信する]をクリックします。
④ ②で入力した、『個人のメールアドレス』の受信メールを確認し、ワンタイムパスワードを入力し、[設定]をクリックしてください。
※受信件名:Extic ログイン用ワンタイムパスワード

2-6.多要素認証設定の確認
アカウントの多要素認証(OPT)で「アプリ認証」や「メール認証」が設定済になっていることを確認してください。また、「メール認証」を設定した場合は、個人用のメールアドレスが設定されていることも確認してください。
